のっぽのグーニー『4』

先日の「宇波拓 presents 田中淳一郎フェスティヴァル」、それはそれはもう、酷いもんでした(笑)。結婚記念日を「この穴埋めはきっと!」と何度も頭を下げて、わざわざ横浜は黄金町くんだりまで足を運んで、アレ。妻よ! バカ旦那ですまん。試聴室2に入るなり宇波拓(純悪人)から「小田さん! トークゲストなんで、なにか喋って!」と前フリなく呼び出されるし。でも、タダにしてくれたから有難うございます。感謝してます。イベント自体は、 現在試聴室2の店長をやってる三沢洋紀(色男)に「あのころのベアーズ」をフラッシュバックさせるかのようなスカムなもんでした(ju sei以外)。しっかし……楽しかったなぁ。結局、田中淳一郎の謎は深まるばかり。唯一分かったことは、「田中淳一郎氏の顔は濃いいが、ブラジル系三世とかではない」ということ。それがわかっただけでも行った価値はあったとさ。あと、やっぱり田中豊はいいなぁ。尾崎だけじゃなくって浜省も入ってるけど。

また、有難いことに、のっぽのグーニーの過去のCD-Rがほとんどコンプリートで販売されていたこと。なんだぁ、売ってるやん(笑)。全然レアじゃないやん。追加で作るのが面倒だっただけやん。なんだかなぁ。なんだかなぁ。ということで、のっぽのグーニーのレビューはまだまだ続けられそうです。

しかし、だ。

実は、こののっぽのグーニー『4』がネックになってて、どうしても書き進められなかったのですよ。 これがねぇ、もう、ねぇ。twitterにも書いたんですけれど、酷いんですよ、悪い意味で(笑)。もう、なんだかなぁ、なんだかなぁ(阿藤快風に)ですよ。こうして今書いてる時も聴いてるんですけどねぇ。とにかく、前編インスト、というより電子音響、というよりノイズに近いものかなぁ。前作『3』の楽しくない部分がより強調されたかのような仕上がりでして、 iTunesに入れたらジャンル名「pop」とか出るけど、これポップさないっすよー。

何が楽しくないかなぁって思ったら、これまでのアルバムに存在していた「悪戯感」がこのアルバムにはなぜかまったく存在していないんです。田中淳一郎フェスで改めて見直して(聴き直して)てみて、前作までで聴けた電子音的なものが、たぶんその多くがギターとエフェクトで作られてるってのがわかったわけですが、 本作で聴ける電子音の多くは、キーボード(的なシンセサイザー)を中心としているようで、なんだか音的に余裕が感じられなくって、遊びがないような気がします。

ただM2「room1」 やM7「夜の人たち」のような楽曲は、芝居やサントラ等には使いやすいと思うし、M4〜M6の3曲は、ある種のモチーフを元にしたコンセプチャルな作りなんだけれど、中庸というか……。何よりここには好物の田中淳一郎メロディが全然存在していない。それがあまりに残念。

真面目に書いちゃってバカを見てる気もするけど、やっぱり誰でも作れそうなものをのっぽのグーニーには求めていないってことなのかもしれません。でもねぇ、こうして書いてるのはね、次があるからなんですよ、次。次が、ホントーーーーにモアベターよ、よ、よ、よ、よ…