ホライズン山下宅配便のレコ発なので…

ホライズン山下宅配便って知ってますか?

まるで、狩人の名曲「あめりか橋」 の冒頭部のような問いかけになってしまいましたが、ホライズン山下宅配便です。ご存知でしょうか? どうですか? お好きですか? 嫌いですか? 知らないですか? 知りたくもないですか?

でも……うっかりこのページを見てしまった心ある貴方に貴女にこそ、知ってほしいです! 本当に知ってほしいのです。
もちろん、世の中知らなくてもいいこともたくさんある。「知らなかった方がよかった!」ってこともある。でも、だけど、知ってほしいんです! なぜかと言えばですね……アレ、なんでだろう? どうしてだろう? 分かんない。わかんない。わかんない。その魅力は……分からない、分からない。

あ、そんな「分からないけれど、だからこそココロをくすぐるもの」ってあるじゃないですか。青春時代の過ちやドキドキのほとんどはそれだ! あ、「それだ!」じゃない、そういうことじゃない。分からないからこそ、知りたい。知りたくて追いかける、でもスルリと逃げる。自分の別の部分を鍛える。でも、分からない。なのに、心の中に「コレは何かあるんだよ!」と鐘がカンカンと鳴っている。その音だけは聴こえる。で、ある時、スルリとその「何か」が分かる瞬間のあの嬉しさったら! アレ、これ俺だけ?

で、今、東京の西地区で言えば、このホライズン山下宅配便ってバンド(あ、いい忘れていたけれど、コレはバンド名です)が、最も「分からないけれど、だからこそココロをくすぐる」音楽だと思っております。まずは、ご存知ない方のために、1曲Youtubeから名曲「がちゃり」。見所としては、骨太なブルースロック〜ロックオペラ〜武蔵野フォーキーな音楽性ももちろんですが、2分20秒を越えたあたり、「モナレコードぶっ壊してやります!」以降のヴォーカル黒岡氏の表情です。Videotapemusicさんが奇跡の瞬間を捉えております。

いかがでしたでしょうか? これはあくまでもホライズン山下宅配便の一部です。正直、俺もよく分かっていないのです、すいません。でも、だからこそ、彼らに惹かれているのです。あ、そうそう言い忘れていましたが、彼らは自分たちと周りの音楽家たちを含めて、「とんちれこーど」というレーベル兼よくわからない集団を主催しているわけですが、この春、なぜか当方のcompare notesからアルバムをリリースすることに相成りました。で、来るそのアルバムを前に、こちらはとんちれこーどから名曲「期待」を含む、3曲入りのシングルを2月29日に発売するのです!

で、普通作品をリリースしたら、「レコ発」だの「インストアライヴ」だの行なったりするわけですが、つい1ヶ月ほど前のこと、ホライズンの司令塔黒岡氏が、突然訳の分からないことを言い出しました。「えっと、今度のシングル「期待」の発売日に、吉祥寺から新宿まで、シマウマの格好をして歩きます! 歩くんです!」……だと?

一応、ワタクシも大人ですから、ちゃんと話はしてみました。「シマウマってホンモノじゃないですよね?」だの「この季節に雨が降ったら死ぬかもしれんですよ」だの、終いには「そんなことして何になるの?」と言っちゃいけないことまで。でも、ホライズン山下宅配便の音楽的支柱・バンセ氏は、何かを信じ切った迷いなき表情でこう語りました。

「俺達、結構やるときはやりますよ!」

たぶん、今が彼らにとって「やる時」なんでしょう。チャーリー・パーカー風に言えば、「Now’s the time」です。それは、もう、止められないじゃないですか。まぁ、別にやるのに理由がないのだから、止める理由もないのです。ただ、この瞬間がある、のです。

と、いうことで、長ーい前フリになってしまいましたが、告知です。

「ホライズン山下宅配便のレコ発なのでしまうまが歩きます 吉祥寺から新宿まで」 

ドドーン! 歩くのです。本当に、ただただ、歩くらしいです。 それも、シマウマの被り物をして歩くのです。なぜシマウマかと言えば、今回のシングルのジャケットがシマウマだから! ただ、この小田島等画伯の魂の作品とも言えるジャケットも本当に素晴らしい。最近の彼の仕事の中でも、群を抜いて素晴らしい出来です。ちょっとペタリ。

まぁ、「ただ歩く」だけじゃあ盛り上がらないよねぇ。じゃあ何かしようか、とか、いろいろ現在考えております。何よりも、この日発売となりますシングル「期待」を持って4人が歩きますので、このタイミングでご購入いただければ幸い。このシングル、な、なんと、たった500円、ワンコインで買えちゃったりするのです。

『期待』
【とんちれこーど/TNCR0012】 500円 2012.2.29 on sale
1. ガラスの階段
2. 大恋愛
3. 期待
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ということで、今回はこのコースと大まかなタイムテーブルもドドンと発表します。

あ、ただ、このパレードが行なわれるのは、2月29日水曜日です。もうあと1週間しかないじゃないか! でも、なんで、日曜祝日にしないんだー。ホント、間違ってる。恐ろしいほど不器用な子たちです。 せっかく、一緒に歩きたい、と思っても、多くの人たちは働いているんじゃないか? 学生さんとかは、そろそろ休みに入ってるのかしらん? もし「前日夜勤明けなんで行けますよ!」という看護師さんや「フライトの時間までまだ時間があるから」というフライトアテンダントさん、「別にホントは何も仕事してないし」っていう政治家の方から「音楽の未来はここにある」と思われてるフリーの音楽ライターさん、皆さん是非是非このパレードを見に来ていただければ幸いです。こう見えても彼らは結構寂しがりなんで、お菓子を差し入れたり、給水したり、ハイタッチしたり、トラップを仕掛けたりしていただければ幸いです。ということで、全行程をドドン! もちろん、コレはあくまでも予定であり、多少の時間的なズレはお許しいただければです。

  1.  11:00〜 吉祥寺バサラブックス/開会式 → 西荻窪へ
  2.  12:00近辺 西荻窪と荻窪の間の路上にてミニライヴ →荻窪へ
  3.  13:00〜 荻窪駅近辺の喫茶店でひとやすみで何かが…… →阿佐ヶ谷へ
  4.  15:00〜 阿佐ヶ谷rojiにてvideotapemusicショー 「期待」PVついに大公開!
  5.  16:00〜 阿佐ヶ谷〜高円寺の途中で何かが……
  6.  17:00〜 高円寺・円盤にて、田口店主と何かが…… →中野へ
  7.  18:00〜 中野某所にて何かが……
  8.  19:00〜 中野坂上でご飯
  9.  20:30〜 新宿西口公園近辺で何かが……
  10.  22:00〜 新宿歌舞伎町で何かが……
  11.  23:00〜 新宿ロフトに到着 ゴールイン! ミニライヴ!

アバウトでございますが、こんなタイムスケジュールになっております。「何かが…」と書いておりますが、まぁ、そんな大げさな何かが起こるわけじゃない。 いや、もしかして何かが行われるのかもしれない。まぁ、何が起こるかは乞うご「期待」ということで。

また、これらのパレードの模様の一部とイベントは、逐一ホライズン山下宅配便のシングル特設ページにて、どこを歩いているかお届けすると共に、twitterのハッシュタグ「#ホライズンとシマウマ」で管理しておりますので、もし「あ、今変なシマウマを見た!」という方は、是非つぶやいていただければ皆大喜びのココロ。また、ちょこちょこ電波やwi-fiの調子がいい時はUstreamか何かでライヴをお届けする予定です。それゆえに、仕事中はずっとこのページを立ち上げて、パレードを疑似体験するのもアリかとナシかと。

できれば、最後の新宿ロフト11時からのミニライヴ はフリーになっておりますので、中央線沿線にお住まいの貴方はぜひぜひお立ち寄りいただければと思います。想像以上に疲れ切った「シマウマ」を見ることができると思います。

最後に、アルバム『hoca』収録の「qui-tai」をあえて「期待」としてシングル・リリースを決定したスンバラシイツアー・ムービーをぺたりと貼っておきます。後半のインド映画を彷彿とさせる幻想的なダンスシーンと円盤・田口の表情をお見逃しなく。

もちろん、詳細はこれからもどんどんお届けする予定。何よりも、ホライズン山下宅配便という狂った小宇宙をまずは知っていただければうれしく思います。何卒っ!