うつくしきひかりと惣田紗希『木漏れ日のうた』ep

komorebi-kokuchi

静謐、と呼ぶにはちょっと愛らしすぎて。ポップス、と呼ぶには、あまりに透明すぎて。ただただ、うつくしきひかり、というそのバンド名から想起される通りの音楽。

そのキュートさだけで語るには、どこか切なくて。揺れる水面のような柔らかな筆致で描かれた、なのに力強さを感じさせる絵と言葉。イラストレーター惣田紗希の描く、今という時間。

とてもとても愛おしい、そんな2つの音楽と絵が、ひとつ形となった作品が6月27日リリースされます。その名も「うつくしきひかりと惣田紗希」によるシングル・ブックです。

これまでライヴで常に演奏され、かねてから音源としてのリリースが求められていたうつくしきひかりの優しく暖かい名曲「木漏れ日のうた」が、7インチ・シングルの形で届けられることになりました。こちらには、特殊パッケージでうつくしきのファースト・アルバムのジャケットも担当した惣田紗希による28ページのブックレットが付属。レコードに針を落とし、本を静かに紐解きながら、ゆっくりと歌を楽しんでいただければと思います。

うつくしきひかりと惣田紗希「木漏れ日のうた」
(compare notes : cnv-0036) 2014.6.27 on sale 発売日未定 予価:1,389円(excl.tax)
【タイトル曲「木漏れ日のうた」のみ、ダウンロード・キー付属】
ジャケット写真:阿部健

また、シングルのB面(A面B面という言い方ができて嬉しい!)には、某ネット・ラジオで突然オンエアされ、「あれはいったい何?」と局地的に話題を集めたMOODMANによる「針を落とす」のリミックスを収録。こちら、原曲の新たな魅力を掘り起こした流石の仕上がりになっています。

うつきしきひかりの久々の音源は、新たな音楽の愉しみを提示してくれるものだと思います。単に「音を聴く」だけでなく、手にとって触って楽しんでいただければとても嬉しいです。

うつくしきひかり:ザ・なつやすみバンドやソロでも活動する透明な歌声を持つナカガワリサと、片想いやザ・なつやすみバンドでの活動はもちろん、ceroやoono yuki等のサポートでも知られるスティール・パン奏者MC.sirafuによるデュオ。ピアノと歌、スティールパン(だけ)というシンプルな話法を用いながらも、とてつもなく豊かな映像を脳裏に映し出す。2012年にリリースされたアルバム『うつくしきひかり』は、あえてネット試聴等を停止していたにもかかわらず口コミで静かに話題を集め、ロングセラーを記録している。

惣田紗希グラフィックデザイナー/イラストレーター。1986年生まれ。栃木県在住。2008年桑沢デザイン研究所卒。デザイン会社にて書籍デザインに従事したのち、2010年よりフリーランス。cero、片想い、とんちれこーど、あだち麗三郎、ザ・なつやすみバンド、うつくしきひかり、yojikとwanda、ヤング、YeYe、Rallye Label、七尾旅人、car10のジャケットなど、数多くのインディーズレーベルの音楽関連のデザインを手掛ける。annanで連載されていた松浦弥太郎「VVG」にてイラストを担当するなど、イラストレーターとしても活動中。
http://soudasaki.tumblr.com/