Category Archives: disc review

妄想をかたちに……ホライズン山下宅配便『とべばいいんですよ〜』

tobeba

ホライズン山下宅配便を語る前に、まずこの映像を。 そして、もうひとつ。この映像を。 これは、名曲「Take me to the river」(邦題:私を川に連れてって 嘘)のシル・ジョンスン・バージョンとリバイバルヒット

のっぽのグーニー『5』

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迸る、と書いて「ほとばしる」と読む、らしい。 うーん、なんかこの「迸」って文字、ほとばしってないですねぇ。「漣る」とか「崢る」「瀉る」って感じ(漢字)ですよね、ほとばしるって勢いのある言葉を表す文字は。でも、そんなことに

のっぽのグーニー『4』

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先日の「宇波拓 presents 田中淳一郎フェスティヴァル」、それはそれはもう、酷いもんでした(笑)。結婚記念日を「この穴埋めはきっと!」と何度も頭を下げて、わざわざ横浜は黄金町くんだりまで足を運んで、アレ。妻よ! バ

JAD FAIR & TENNISCOATS『ENJOY YOUR LIFE』

jadtennis

「飢えた子供の前で文学は可能か?」と問うたのはJ.P.サルトルらしいけれど(原文を読んだわけではないので、らしい、で!)、そんな命題に対し「可能です……すぐ死ぬ」と皮肉っぽく言ったのはだれだっけ? なんか、中学生のころに

王舟『賛成』

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実は、俺は未だに信用していないのだが、ウチの店(なぎ食堂と言います)で働いているこの浪人生みたいな、でも妙に愛嬌のある男が、このたおやかな音楽を作っているらしい。宅録の魅力でもある濃密な“個”の空気を詰め込みながら、どう

のっぽのグーニー『のっぽのグーニー3』

長く続けているアーティストの場合、3枚目の音盤が大抵最も素晴らしい傑作になる伝説。1枚目→衝動、2→変化、3枚目→完成(この後レーベル移籍)、4枚目→問題作・破壊(バンドの場合、この直後に解散)、5枚目→コンセプチャル・

のっぽのグーニー『のっぽのグーニー2』

あれ、サンプラー手に入れはった……のかな? のっぽのグーニーの2枚目は、いきなり電子音と電子変調(と呼ぶよりも、まぁ、フィルターをグニグニといじってるの)で幕を開ける。もう、これは雑(笑)。なんだか1枚目で聴けた丁寧さを

のっぽのグーニー『のっぽのグーニー1』

そりゃ、年を食えば大抵のことは過去との繋がりや、どうってことない経験値で分かった気になる。いや、ホントは分かりもしないくせに、「あぁ、これは◯◯をモチーフとして…」だの「◯◯の流れを汲む…」だの、訳知り顔で平気で抜かす厚

小池喬『お風呂の栓』

見るからに、才能をギラツカせてる人がいる。オーラをばりばりと出して、もう光がビカーって光ってる。きっとオーラが見えるとか言ってる人が見れば凄いんだろうなぁ。目を覆うばかりの光、だって鈍感な俺らですら、そう思っちゃうんだも

Hara Kazutoshi『楽しい暮らし』

テクノ系のアーティストでもないのに、名前を英字で記すシンガーソングライターがいる。近いところで言えば、Oono Yuuki君とかRyo Hamamoto君とかanna yamadaさんとか(あ、今度本名の山田杏奈名義でア