デヴィッド・グラッブスがやってくる、ヤア!ヤア!ヤア!
8年ぶり、五都市六夜の日本ツアー。
DAVID GRUBBS JAPAN TOUR 2026
デヴィッド・グラッブスがやってくる、ヤア!ヤア!ヤア!
スクィレル・ベイトからバストロ、そしてもちろんガスター・デル・ソルからソロへ。ハードコアから即興、実験音楽、心に染み入る歌へと、40年にわたって自分の足場を更新し続けてきたポストロック界の伝説、デヴィッド・グラッブスが、この11月、8年ぶりに日本の五都市を回ります。
ミニマルなワンフレーズが少しずつ移りゆき、大きな景色を描き出していく絶妙のフィンガーピッキング、不意に差し込まれるたおやかな歌、そして幻想的な言葉。デヴィッド・グラッブスの演奏は、聴くことと考えることの間を行き来するようなものと言えます。初の全編インストゥルメンタル・ソロ作となった『Whistle from Above』を経た現在のギターを小さな会場の至近距離で聴ける六夜です。
共演陣の中でも特筆すべきは、常に音楽自体を更新し続ける異才・横川理彦の参加(七針/UrBANGUILD)、京都ではさらに稀代のウッドベーシスト船戸博史が加わります。
元々ハードコアをスタート地点とした彼が、今、何を見つめ、何を奏でてくれるのか、確認ではなく、一人の音楽家の深化を楽しんでいただければうれしいです。
デヴィッド・グラッブス(David Grubbs)
1967年、米ケンタッキー州ルイヴィル生まれのシンガー・ソングライターであり、近年は批評家としても数多くの著書を持つハードコア生まれの知性派。10代でハードコア・バンド、スクィレル・ベイトを結成、続くバストロでは、ジョン・マッケンタイアやバンディ・K・ブラウンらと共に、ハードコアの新たな地平を確立する。そして、1991年にジム・オルークらと共にガスター・デル・ソルを始動。ヴォーカルとアコースティック・ギター、電子音響、即興を横断する圧倒的な作品群で、90年代以降のオルタナティヴ・ミュージックに大きな影響を残した伝説。
1998年以降はソロを軸に、Drag Cityや自身のレーベルBlue Chopsticksなどから多数のアルバムを発表。詩人スーザン・ハウとの継続的な共作のほか、トニー・コンラッド、ポーリン・オリヴェロス、ローレン・コナーズ、レッド・クレイオラ、ウィル・オールダム、宇波拓らと共演・共作を重ねてきた。2024年にはガスター・デル・ソルの未発表・ライヴ音源集『We Have Dozens of Titles』のボックスが、2025年にはソロ・アルバム『Whistle from Above』がリリースされている。
また、著述家としても知られ、ジョン・ケージと60年代実験音楽、録音の関係を論じた『レコードは風景をだいなしにする』(フィルムアート社)をはじめ、長編散文詩の三部作などを刊行。ブルックリン・カレッジおよびニューヨーク市立大学大学院センター教授。ニューヨーク・ブルックリン在住。